2007年12月23日日曜日

11月に読んだ絵本

11月に読んだ絵本
やっぱりこっちに戻します。なんか更新しないといけないし・・・

  1. あおむしのぼうけん』イルムガルト・ルフト 松沢あさか 花岡昭子訳 さ・え・ら書房 2001
  2. あたまにつまった石ころが』キャロル・オーティス・ハースト ジェームズ・スティーブンソン 千葉茂樹 光村教育図書 2002
  3. アストンの石 (世界の絵本コレクション)』ロッタ・ゲッフェンブラード 菱木晃子 小峰書房 2006
  4. ありんこぐんだん わはははははは』武田美穂 理論社 2002
  5. あまがえるりょこうしゃ―トンボいけたんけん (福音館のかがくのほん)』松岡たつひで 福音館書店 2004
  6. おふとんのくにのこびとたち』おちのりこ でくねいく 偕成社 2005
  7. おじいさんのおくりもの (1984年)』ヤン・アルダ イジー・トゥルンカ やすかわあやこ ほるぷ出版 1984
  8. おおきなオムレツ』もりやまみやこ ふくだいわお ポプラ社 1999
  9. おさんぽトコちゃんトコトコトコ』宮西達也 教育画劇 2007
  10. おばけとしょかん (児童図書館・絵本の部屋)』ディヴィッド・メリング 山口文生 評論社 2005



  • 1 芋虫が道路を横断します。おもわず「がんばれ」と思います!
  • 2 石ころ好きのお父さん。大恐慌がきて、たいへん。でも、芸は身を助くといいますから。
  • 4 お砂糖を落とすと、ありんこはどこまでもついていきますよ~
  • 5 こう見えて科学絵本。池の水生生物の生態。
  • 6 ふとんの国に住んでいるこびと。こどものころ熱が出ると不思議な夢をよくみたことを思い出しました。
  • 9 トコちゃんがおさんぽ。とちゅうで不思議なモノたちに出会います。



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2007年11月23日金曜日

かけませんなあ・・・

かけませんなあ~
ん~
どうもどうも!(-_-;)
あんまりブログは増やすもんじゃないですね。
このごろあまり音楽CDを購入していない、というのも一因です。
というのはいいわけです。(-_-;)
このごろ寒くなってきます。
オモイっきりつぶやきましょう!

ほんとに、楽器を購入するとか、練習するとか、そういう発想は頭の中から完全追放されまして・・・
なんじゃらほい?
うだうだ・・・

小論文ネタですが、これには「課題文」というものがたいていにはついております。
高校レベルとかになりますと、その傾向は強い。
単純なテーマではどうしてもネタ切れになりますから、学習レベルに応じて個別具体的な課題が必要になるわけです。
しかし、ブログで取り上げようとすると、課題文をそのまま引用せねばならなくなるのですが、そんな余裕がないのが現状なのです。
こまった。

というわけで、いきづまっております。
終わり・・・

2007年10月9日火曜日

時事ネタ小論文?

月に一度は更新しないとね。というわけで時事ネタ・・・

最近、少女が父親を殺害するという事件に関連して、なんとかいうアニメ(『ひぐらしのなく頃に解』)が槍玉にあがって、放映中止になったんだそーな(遅いな)。それにしても、なぜアニメばかりが叩かれるのか、ほかに「有害」なジャンルは考えられないのか。
ところで近頃うちでは父が時代劇にはまっているのだが、よく考えたら時代劇というのは人が平気で刀を振り回している恐ろしいドラマである。同じ時間帯で放映される現代劇のサスペンス物などとは比較にならないほどたくさんの人間が殺される(しかも、最後の四分の一くらいで大虐殺が!)。辻切りなどの快楽殺人、ごむたいな悪代官の性犯罪など、その描写は現代より過激とさえ思える。「時代劇は大人しか見ない」という見方もあるだろう。だが、時代劇を楽しむこどもも確かに存在する。私が小学生の時に、クラス内で「必殺仕事人ごっこ」が流行っていた。「必殺シリーズ」など、虐殺の博覧会みたいなもんだ。それに、青少年の犯罪ばかり注目されているが、実は(時代劇の視聴者の中核をなすとされる)中高年の犯罪率の高さがもっと指摘されていい。時代劇の残虐さが、近ごろの凶悪犯罪に影を落としているとは、なぜいえないのか。
「ボーリング・フォー・コロンバイン」で、校内銃乱射犯が犯行直前にボーリングをしていたのだから、ボーリングと犯行の間に何か影響があるだろう、と言ってみせたマイケル・ムーアではないが、安易にアニメが槍玉にあがるのを毎度毎度見せ付けられると、こうも言ってみたくなる。

・・ネタ?。
いや~でも時代劇の残酷さは群を抜いてると思いません?

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2007年9月2日日曜日

8月に読んだ絵本

8月に読んだ絵本。少し復活。

  1. にらめっこ』 杉田豊 講談社 2003
  2. バムとケロのさむいあさ』 島田ゆか 文溪堂 1996
  3. Bad Cat バッドキャット』 トレーシー=リー・マクギニス=ケリー 忌野清志郎 ブロンズ新社 2003
  4. ひかりのつぶちゃん』 かわかみたかこ ビリケン出版 2003
  5. 1000000ぼんのブナの木』 塩野米松 村上康成 ひかりのくに 2005
  6. はあーあ…』 赤川明 らくだ出版 2000
  7. かいじんハテナ?』 舟崎克彦 スズキコージ 小学館 1999
  8. コアラとお花』 メアリー・マーフィー ひだみよこ ポプラ社 2001
  9. きこえる!きこえる!』 アン・ランド ポール・ランド 谷川俊太郎 集英社 2007
  10. きっとみずのそば』 石津ちひろ 荒井良二 文化出版局 1999
  11. ふしぎなおじさん』 谷内こうた 講談社 1997
  12. ナイトシミー―元気になる魔法』 アンソニー・ブラウン グエン・ストラウス 灰島かり 平凡社 2002
  13. リックとリック』 エリック・バトゥー あまぬまはるき ほるぷ出版 2003
  14. いるよいるよ (ワイルドスミスのちいさなえほん)』 ブライアン&レベッカ・ワイルドスミス 香山美子 フレーベル館 1998
  15. ねこのセーター (学研おはなし絵本)』 おいかわけんじ たけうちまゆこ 学研 2006

1 だるまさん、だるまさん、にらめっこしましょ・・・。
2 バムとケロがスケートに出かけると、池にあひるちゃんが・・・。ケロちゃん、まるで「刷り込み」みたいにかいくんにくっついてます。
3 わるいねこのいたずらががまちにしあわせをつくりだします。
4 ひかりというのは波なのか、粒子なのか、というテーマではないです。
6 ぶたくんがつるつるすべる山に山登りに挑戦。なんでこんなにつるつるなんだ?。意外な種明かしで、結構面白かった。Good。
7 かいじんハテナうっとおしい。でも、いなくなるとちょっとさびしい。
8 しったかぶりはよくないですね。わからないことは調べましょう。
10 題名にひみつが・・・
13 おおきいリックとちいさいリック。生まれた国ではいまいちの二人が、入れ替わってみると・・・
14 どこにいるかな?
15 めんどくさがりのネコ。どんぐりにぼうしをかぶせるというお仕事だけど、すぐに飽きちゃいます。ヘタウマ系の絵柄がかわいい。


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2007年8月7日火曜日

楽器について 2 ラップの芯でサンポーニャをつくってみよう

ラップの芯でサンポーニャを作ってみよう思っている。楽器についてでも取り上げた南米のフォルクローレバンドが使用しているのがこのサンポーニャである。いま、ラップの芯が3~4本たまっていて、これで何か作れないかと思っていた。ラップの芯という硬さといい、太さといい、南米の伝統的楽器「サンポーニャ」が作れるのではないか、と考えて、ぐぐって見た。すると、ラップの芯ではないのだが、このようなサイトで、PDFファイルが公開されていた。
手作り楽器の作り方
塩化ビニール管でサンポーニャを作る仕方が公開されている。平均率音階の周波数の求めかたも付録しており便利だ。
実は私にはできそうもない旅行の妄想がいくつかあるが、そのうち最大の冒険が、「アンデス山脈縦断・リャマの旅」である。これは、南米アンデス山脈の北の端から、南の端、つまりコロンビア~パタゴニアを踏破しようというものである。荷物は現地で調達する「リャマ」の背中に乗せていく(写真)。えさはそこらへんにいくらでもある草!。まあ、見通しの甘い妄想である。おそらくコロンビア国内で早くも極右or極左ゲリラにとっつかまって身代金を請求されるであろう。
まあ、そういう旅行の前に、せめて民族楽器で南米な気分を味わってみよう、と。
作るのが面倒な方には、完成品もあります。



サンポーニャ マルタ


価 格: 3,100円 (税込 3,255円)
送 料: 800円 (税込 840円)





【世界の民族楽器】日本カタログショッピング


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2007年7月31日火曜日

7月に読んだ絵本

7月に読んだ絵本
  1. バムとケロのにちようび』島田ゆか 文溪堂 1994
  2. ハルとカミナリ』ちばみなこ BL出版 2006
  3. ばけばけ町へおひっこし (えほんのマーチ)』たごもりのりこ 岩崎書店 2004
  4. ハトにうんてんさせないで。 (にいるぶっくす)』モー・ウィレムズ 中川ひろたか訳 にいるぶっくす 2005
  5. パパと10にんのこども』ベネディクト・ゲッティエール 那須田淳訳 ひくまの出版 2001

  1.  人気のバムケロシリーズ。お掃除や、ケロちゃんのおもりでおなかがすいてから手作りドーナツを食べよう!というこころの余裕に脱帽!
  2.  かみなりさまの村(といっても鬼のイメージなし)へいったら、やっぱりおへそには気をつけてな!
  3.  おばけの町へおひっこし。余談だが、おばけの町の商店街を見ていて、商店街がシャッター街となり、大型ショッピングモールに取って代わられた先に、メルヘンの世界は成立するのだろうかと心配になった。
  4.  運転したくてたまらないはと君のだだをこねる様子がすごくかわいい。
  5.  10にんも子供がいるシングルファーザーはたいへんです。でも、やっぱりちびチャンたちと一緒にいたいんです。


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2007年7月22日日曜日

告知

えーと、最近、ガチアフィリエイトするためのブログ
Atrier Chacho
を設置いたしました。どうかお見知りおきを<(_ _)>。
そこで、こちらのブログではやはり、音楽、文芸方面の話題に特化しよう、ブログ設置の精神に立ち返ろう云々という決意になりました。
つきましては、Toy Agreeさんのご紹介エントリはこちらに、多少リニューアルして引っ越させていただきました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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2007年7月10日火曜日

本館で言及した本

本館で言及した本のご紹介。
練習
ここで練習していたのはこの本です。

木の実で描かれた鮮やかな絵本。つやつやぴかぴかできれいです。つぎは、
“ちび太”あらため“るら太”くんのおたんじょうび
でとりあげた好きな絵本3冊。特に1歳向けではなく、もうすこし大きい子向けです。
ながいいぬのかいかた
ふにゃふにゃのうなぎ犬みたいなながいいぬ。飼い方に注意しましょう!。

あしなが

ほろりとさせます。見た目で偏見を持ってはいけないですね。
しろいうさぎがやってきて
どこからかやってきた「ウサギ独裁者」もといたウサギをどんどん追い出していって・・・

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2007年7月1日日曜日

6月に読んだ絵本

6月に読んだ絵本

『おしゃぶりがおまもり』ウーリー・オルレブ ジャッキー・グライヒ もたいなつう訳 講談社 2003
おんぶかあちゃん』近藤薫美子 アリス館 2004
おしいれ おばけ』マーサ・メイヤー いまえよしとも 偕成社 1987
『おおきなおおきなねこ』せなけいこ 金の星社 2004
『おまめくんビリーのゆめ』シーモン・リア 青山南 岩崎書店 2001
『なんでもピタリあたりやプンダ』寺村輝夫 村上康成 クレヨンハウス 2000
鳥おじさん』ウィレミーン・ミン 野坂悦子 徳間書店 1999
『特急キト号』ルドビッヒ・ベーメルマンス ふしみみさお PHP 2006
『とうとうとべた』サラ・ファネリ ほむらひろし フレーベル館 2003
ねずみのティモシー』マルチーヌ・ブラン やがわすみこ 偕成社 1975
あいうえお、だよ』長田弘 あべ弘士 角川春樹事務所 2004
『あげたおはなし』安西水丸 中山千夏 自由国民社 2005
あしたのぼくは…』みやにしたつや ポプラ社 2006
いきものくらべ!』E・J・キーツ きじまはじめ 偕成社 1979
『としょかんのねこ』みやかわけんじ たばたごろう おのみちよ 新世研 2001



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2007年6月25日月曜日

書評の評

本館のエントリ、http://d.hatena.ne.jp/holyagammon/20061026/1161840880で以前取り上げた本の書評について検討。

感情の鈍磨、白のプードル@『茶色の朝


Bien sûr je pensais au petit garçon que j'avais croisé sur le trottoir d'en face, et qui pleurait son caniche blanc, mort à ses pieds. Mais après tout, s'il écoutait bien ce qu'on lui disait, les chiens n'étaient pas interdits, il n'avait qu'a en chercher un brun. Même des petits, on en trouvait. Et comme nous, il se sentirait en règle et oublierait vite l'ancien.


・・・・
もちろん、むかいの歩道ですれちがった
小さな男の子のことも頭に浮かびはした。
足元で死んでいる白のプードルのために泣いていた。
だけどあの子だってきちんと話を聞けば、
犬が禁止されたわけじゃなくて、
茶色のやつを探せばいいだけだとわかるさ。
子犬だって見つけられる。
そうすれば、俺たちと同じように、
規則を守ってるんだと安心して、
死んじまった昔の犬のことなんてすぐに忘れるだろう。

(仏文http://www.asyura2.com/0401/bd33/msg/758.htmlより)



 『茶色の朝』についてはすでに様々なことが言われていてここで付け加えるのもなんですが・・・ある時代ある国で、猫の増えすぎを防ぐという名目で、茶色の猫以外は禁止する法律ができ、犬も茶色以外は禁止される。そのうち、茶色を守ることが有益だと科学的に証明したと言う科学者のテスト結果を疑っていた新聞社が弾圧をうける。それぐらいしかたないか・・・と思って我慢し、また積極的に順応していた「おれ」や「シャルリー」のもとにも、以前茶色以外の動物を飼っていたということで、当局の手がせまる・・・・
 もちろん「以前茶色の動物を飼っていたこと」を取り締まるのは「事後法」にあたるので、この物語全体が現実にそのまま起こりうることではないだろう。だがそれがこの作品の価値を貶めることにはならない。むしろ全体主義はもっと巧妙に誘導されるし、そうなっていると思わなければならない。「なに色だって猫にはかわりないのに、とは思うが、/なんとかして問題を解決しなきゃならんというなら、/茶色以外の猫をとりのぞく制度にする法律だって仕方がない。」問題を過大に喧伝し、「解決法」をもっともらしいデマとともに提示し、なんとなく仕方がないという空気をつくる。この手法は私たちのくらす社会でもおなじみのものだ。
 さて、上に引用した部分は「茶色に守られた安心、それも悪くない。」というより有名な一文の直後に続く。茶色の猫を飼い始め、規則に順応して生きる「おれ」は、男の子が白のプードルを処分されて悲しんでいるのを見かける。なのに、その「悲しみ」にまったく共感できない、「茶色のやつを探せ」とまで思う。感情が完全に摩滅し、鈍感になってしまっているのだ。
 ところで私たちの社会では、一方で「悲しみ」への共感を訴えることばであふれている。しかしどの事態で悲しまなければならないか、フィルターがかけられている。((イラクで人質になった人の家族の悲しみ、等))この場合なら、死んだのが茶色の犬だったらどうだろう?。おそらく、男の子の悲しみに共感することができるのではないか。順応しない悲しみは「悲しみ」とは認定されない、ということだ。
 規則に順応するとは、感情まで順応させることなのだ。いくら態度や行動を問題にするといっても、規則はいやおうなく感情を支配する。白いプードルの死に悲しむような非公式な感情を、異物として排除し、そのような感情を持つ他者の存在を抹消する、そんな社会にしたくない。


「感情の摩滅、鈍感」というポイントに絞って記述。有名な本なので、異なった観点を提示したい。まあもっと前に言っているひともいるかもしれなくて、恥をさらすことになるかもしれないが・・・。なにか「切り口」がなければ記述が平板になって面白みに欠ける。
本の内容に関する要約を、もっと簡潔に行うべきだった。ちょっと回りくどいカキカタだ。「要約力」に課題があると感じている今日この頃である。「要約」は結構脳細胞をフル回転させる作業である。文全体を理解し、ポイントをおさえて記述しなければならない。反面、これが上達すれば文章力が向上するとされている。
「死んだのが茶色の犬だったらどうだろう・・・」のくだりだが、これは作品に記述がないことなので、論拠は薄いかもしれない。疑問を振ることによって説得力を増すつもりだった。


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2007年6月24日日曜日

住 2

住 1のつづき
もうひとつ、狭小住宅といえば「ちいさいおうち」(バージニア・リー・バートン作・絵 石井桃子訳 岩波書店 1965)であろう。正面から見ると、中央に玄関、その両側に大きな窓を配した、ほとんど「かお」のちいさなかわいい家が主人公のこの絵本を愛読していた。いったい内部はどのような間取りで、どのような家具が置かれていたのか、興味をそそられた。余談ではあるがこのバージニア・リー・バートンの他の作品を見てみると、技術が身の丈程度であったころの機械に愛着や郷愁を感じさせる作品が多く、そういうところ(だけ)は宮崎駿に近い。
緑豊かなのどかな岡の上に建てられたちいさくて頑丈な家が、周囲が開発されいつの間にか(ニューヨーク風の)摩天楼の間に取り残されてしまう。ビルの間でみすぼらしく寂れていたちいさいおうちを、子孫が発見し、再び、家ごと(トラックで!)美しい田舎の丘の上へ移築して、めでたしめでたしというおはなし。
私は実は、現在絵本の読み聞かせボランティアなどに参加しているのだが、幼稚園や小学校低学年など、一般に絵本に親しむべきといわれる時期は、あまり多くを読んでいない。そのかわり、お気に入りの数冊を大事にした。この本もその一つである。そうして親しんだ本の影響は、やはり大きくその後の思考形成に残存するのだ。私は小さいころはアウトドア志向だった。休みごとに郊外へでかけ、木々や岩石に親しんだし、「かんきょうもんだい」にも、なんとなく興味を持っていたように記憶する。かえって現在のほうが絵本を濫読しているのだが、「お気に入りの数冊」にまさる印象を与えた本は少ない。
余談だが、ちいさいおうちの持ち主は、4代にわたって固定資産税を払い続けていたのだろうか。アメリカには固定資産税があるのだろうか。そのへんのところは調べてみないとわからない。
アメリカ 固定資産税 の検索結果
固定資産税はあるらしい。


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2007年6月10日日曜日

どうも更新ができない件について

これまでひと月以上、ほんかくえっせいぶろぐを志向していましたが、これまで、これで10件目のエントリにとどまっております。そのうち、絵本リストなどもあるので、長文(といえるものではないが)のエントリは3つ程度ではないか。これではいけない。本館携帯別館の更新もあるが、ここは目標を定めたブログであり、それを破ってはならないという意思をここで確認することにする。

しかし、何がブログ更新を妨げているかといえば、ネタを発見する力というより(それも大いにあると思うが)それを文章に展開する能力だろう。本館も含めて、現在もカキカケのエントリがあるのだが、日常生活の中でネタを発見しても、キチットおちをつけるまでに至らない。また、執筆の途中で展開の方向性を転換したほうがおもしろい文章になることが判明し、アップを保留にすることもある。

まあいってしまえば、「あたまの回転」の問題だろう。そういえば、私は日常会話の場面でも、よく、会話や面接が終わった後に「あ、あれも言っておけばよかったのに・・・」と後悔する性質なのである。ブログ運営は、エントリやコメント欄を含めて、双方向性の高いメディアである(はず)なので、顕在的あるいは潜在的な「会話力」のないものには務まるシゴトではないのかもしれない。

よく考えてみたら、こういう自省的なエントリが多い。これはあまり読んでくださる方にとって面白くないことだろう。これも反省して(また反省orz)先へ先へとこのブログは進んでいくのであった・・・。

こういう愚痴でもどなたかのブログ生活に参考となれば幸いなのであった・・・。

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住 1

ある日、新聞欄を見ると、“激セマ物件”という文字が目に付いた。“激セマ物件”といえば「狭小住宅」か、あるいは、一昔ふた昔前の学生用賃貸アパートのような、四畳半・トイレとキッチン共同といった物件だろうか。ところで歴史的な狭小住宅といえば、やっぱり“方丈の庵”である。“方丈の庵”は、鎌倉時代、「方丈記」を執筆したことで知られる鴨長明が、京都・日野山にて隠棲した庵である。方丈とは、でぐぐるこのへんがでてくる。そこの松岡正剛氏によると「方丈とは、一辺が一丈の正方形を言います。一丈はおよそ3メートルで、六畳間よりちょっと小さいくらいですね。」とある。ははあ、四畳半よりも大きいのか。思ったより広い。

さらにネットで探索すると(1ページ目にあったのだが)aki's" STOCKTAKINGというブログが見つかり、そこでなんと“方丈の庵”のレプリカが京都の下鴨神社で復元・保存されていることがわかった。その次のエントリに何枚か写真もアップされている
平面図

つづく

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